おみーずくらふと

好きな時に好きなものの話

ミックスについて個人的なメモまとめ(最終更新8/1)

DTMの話です

何かあるたびに更新します

 

●よく出てくる登場人物

 

・Deefat(オートコンプ+ベースエンハンサー)

ソーセージファットナー的なやつ だいたいこいつが偉い

メインメロディーを鳴らすような前に出したい音と、聴こえて欲しいけどミックスの邪魔だから音量を下げたい音には大体かける。

ただキックにはかけちゃいけない。

 

・ProC2(コンプレッサー)

かかり方が分かりやすく見えて偉いコンプ

 プリセ沢山あって強い

後ろに飛ばしたい音はアタック最速に近めで強めにかける

前に出したい音はDeefatで良いこと多めだけど使うこともある

 

・ProQ2(イコライザー

かかり方が分かりやすく見えてえらいEQ

ローカットメイン

 

・DeeEQ

なんだかよく分からない時に使うオートEQ

高域の耳障りな部分を減らす、ミックスの邪魔になりそうな裏の音に下げてかける。

メインのメロディー鳴らすような目立たせたい音にちょっとだけ上げてかける

キックとかベースとかのローを上げるような使い方はマスタリング時以外しない。

マスタリングの時は表記の数字で10あげるくらい

 

・ProMB(マルチバンドコンプ)

かかり方が分かりやすく見えてえらいマルチバンドコンプ

キックでめっちゃ使う。

プリセット多いのでギターとかプリセットでかけたりする。

マスタリングの時は確実に使うしほとんど調整はこれメイン

 

・ProDS(ディエッサー)

耳痛くなりそうなやつにかけとくやつ。

プリセの中のマスタリングの中の名前忘れたけどのやつばっか使う

 

・Pro-R(リバーブ

よく分かってないけど見た目がめっちゃカッコイイリバーブ

 

・ Fruity Delay 2(ディレイ)

突然のFLデフォVST よく分かってない

 

ここに出てこないけどパン振るやつ(Deepanpot)もめっちゃ使う

 

 

●それぞれ

 

・キック(筆者はVECのTrance Kickの話をしています)

最初にコンプレッサー アタック最速にしてレシオ3くらいで深めにかけてアタックを潰す ProC2のプリセ微調整で良さそう

その後マルチバンドコンプで調整する アタック遅めレシオ深め

100以下、100~200、200~300くらい、300~1000くらい、1000~5000、5000より上で分ける。

 

・100以下は原音で勝負した方がよさそう。

・100~200はあんまり弄りたくないけどベースとかとの兼ね合いでコンプかけため

・200~300あたりがベースとスネアとぶつかるからコンプ強めにかけたい

・300~1000あたりのアタック感。「コッ」って感じの音がする部分。基本コンプで調整 強めにかけると籠った感がなくなるけど目立たなくなっていく。

・1000~5000は「ジャッ」って感じの音がする部分。ぶっちゃけ一番よく分からない。適度に抑えてる。

・5000~は音自体はハイハット系のアタック感マシマシみたいな音がする。ここが結構キックのアタック感、キックの固さみたいな所に影響してくる感。曲によって調整。めっちゃ抑えることもあるし、ほぼそのままのこともある。

・1000~5000と5000~は設定値同じくらいでも良い気がしてきたし統合しても良い気がしている

 

EQで調整するとだいたい変になるからEQでいじらない

 

キックの音量を不変にしてミックス推奨されること多いけど100%耳が慣れてきてキックがでかくなるから一番最後から数えて2番目くらいに調整した方が良さそう

 

・スネア

基本的にコンプレッサーで調整する アタック遅めレシオ普通くらい

ProC2のプリセで良いやつがあったからだいたいそれ

音量でかくなりがち

→キックとベース抜いてスネア鳴らすと音量の感覚掴みやすい

 

最後Deefatでミックス調整する かけすぎると連打した時に変になる

バーブ値がよく分からんけど最近はちょい深めがブーム

 

ハイハット

アタック遅めレシオ弱めだと綺麗に聞こえるけど浮く

アタック最速にしてDeefatで上げると馴染む

DeeEQでカットするとキンキン感が無くなって良い。

バーブちょい深めがマイブーム

 

・シンバル

ディエッサー最初に薄くかけとくとよい。

コンプレッサーで潰してからDeefatをちょいかけて音量をなるべく抑えるその2

バーブは深め

DeeEQでカットすると耳に優しくなるパートつー

 

・すっぱーん みたいなFX

コンプで潰してDeefat以下略 リバーブ深め

 DeeEQでカットすると以下略

 

・ベース

Deefatで潰してコンプしてる

上は200くらいからカットし始めて250くらいから上はほぼ切る

下は90~100くらいからばっさり切りはじめて50くらいで完全になくなるイメージで

ミックスが上手くいかない時はだいたいこれのせい

カット以外の微調整EQみたいのはだいたい変になる

トランス系ならサイドチェインはかなり重要。FLのリミッターだと1:1と1:2の設定の1:2寄り1:1くらいが良い? リミッターのメーター見ながら調整

 

・サブベース

50より上を完全にカット 20より下を完全にカット

適当にコンプで潰す

もはやなってるのかすらよく分からなくなるけどウーファー介すとまぁまぁ影響が強い

耳で調整は無理なのでアナライザー見ながらキックとサブベだけ鳴らして、軽くアナライザーに影響あるくらいで設定する

サイドチェインは1:2と1:3の1:3寄り1:2くらいで調整する。

 

・PAD

最近は普通にストリングス鳴らしていることが多め

コンプをざっくりかけてリバーブディレイ深くかけておく

コンプはアタック最速のレシオ多め?くらい だけどストリングスならレシオ4くらい

音量がよくわからなくなりがち

EQは原音によるけど200くらいから50くらいにかけて緩やかに下げるイメージ

ベースと上手いこと馴染ませる

上はばっさりとは切らずに2000くらいからゆったり下げる

 

どっちかっていうと鳴らす音階が重要だったりしてむずい

C4~5に収めるか、ちょいC5超えるくらいがほど良いと思っているが果たして

 困ったらDeeEQで下げとけ

 

・ギター

バッキングの方

鳴らすとPADの音量ちょっと考え直さないといけなかったりする PAD側を下げる

90くらいから下を切るイメージ

トランス系に混ぜるなら100以下くらいばっさりカットしないと絶対ベースとぶつかる

ギターリグとかのエフェクターとMBコンププリセットで調整しているからよく分からない。

音量がでかくなりがち。

 

アルペジオ

周りで適当に鳴らしがち

コンプを深くかけてリバーブディレイ深くかけてS1で調整しながらStereo Imager Dでモノラル切るのをよくやるんだけどあっているのか分からない

困ったらDeeEQで下げとけ

 

・ピアノ(その1)

メインメロディーとか鳴らす方

コンプで強めに潰す アタック感は残す

ディレイを専用に用意してミックスを他と変える

バーブをその2より浅くする

EQは8000~10000あたりをあげたり400~500あたりを下げると何か良さげ感が出る

 

・ピアノ(その2)

裏とかで鳴らす方

コンプでざっくり潰してリバーブディレイ

その1よりはリバーブを深めにかける

↑のEQ調整とちょっとずらす

 

 

・その他あと全般の基本

 

前に出したいやつはDeefat リバーブ浅め ディレイで空間調整

後ろにしたいやつはC2コンプ リバーブ深め ディレイざっくり

 

ローカットは楽器によるけど50以下くらい

100から切ると原音に影響すると思うけど邪魔なら切る

バーブやディレイの設定値はなるべく散らす

 ディレイはモノラルディレイとステレオディレイの2種類用意して使い分ける

 

EQ調整がよくわからないけど同じメロディーを鳴らす時はメインの方はあまり弄らずサブの方をメインと被らないように調整するを基本にする

よく分かんなかったらサブの音はDeeEQで下げる メインの音はDeeEQで上げる

DeeEQの設定は幅は-70~20くらいが良さそう。

 

●音量調整編

 

音量調整は「一度音量を0にする」→「だんだんあげて丁度良い所で止める」で調整する

 

キックとドラム帯とベースあたりは一度固定したらなるべく動かさない

↑って思ったけどむしろこれを最後にした方が良い気がする

 

 ピアノとかストリングスとかフルートとか音量でかくなりがち

キックとベース抜いてからヘッドホンを左右逆につけると何が音量デカいとかパン振り変になってるとか分かりやすい。

左右逆のやつから違和感なくなると詰むので悩んでる時とか最終段階でやった方がいいかもしれない。

 

①メロディー系の各楽器のバランスを調整する

アルペジオとかPADを鳴らしている楽器の音量を調整する

ハイハット類やFXの音量調整

この時点で空間処理はしておく

④キックの音量調整と質感をMBコンプで調整 この段階で音変えるなら変える

⑤最後にベースの音量を上げていって丁度いいところで止める

って順番が良い気がした。

 

 オーディオIFの音量はちょっと小さいくらいの音量で調整がメインだけどたまにでかくしたりリミッターで潰してみたりしてチェックをしているけどやっていいのか不明

 

あとは一度書き出して色んな環境で聴いて調整している

 わざと音質下げると悪い所が分かりやすい

 

・キックとベースが音量でかい気がしたら絶対でかい

・スネアが音量でかい気がしたら絶対でかい

ハイハット類は長時間聴いてるとでかく感じがちだけどそもそもでかくなりがち

・ギター音量上げるとかっこよく聴こえるからまぁだいたいデカい

・メロディー鳴らしている楽器は音量でかくなりがちなんだけど調整すると下げすぎる傾向にある

・PADの音量調整マジで分からん

・裏で鳴ってるアルペジオも分からん

 

・音量調整してると下げまくって2mixが細くなりがち

 

何を不変値にしたらいいのか分からないのが最近の悩みだけどまぁたぶんメロディー鳴らしてるやつ。

 

 

●書き出した後の確認方法の話と傾向

・普通にPCで聴く

実際に他の人が聴く環境その1

ここで違和感あったら勿論直す それはそう

 

・書き出して泥箱あげてスマホのスピーカーで聴く

iPhoneのスピーカー、たぶん通常よりどんしゃりする 気がする

意外と低域のチェックに使える。これで低域違和感感じたら何かしら改善した方がいい。

やけにスネアの抜けがよく聴こえるんだけど仕様なのかスネアでかいのか分からん

 

・サブウーファー介して聴く

ここで低域ぶつかってたら100%ぶつかってるので直した方がいい

リファレンス曲自体が低域でかかったりすることがあるのでリファレンス曲そのものを慎重に選ぶ

 

・さっきも書いたけどヘッドホン逆にして聴くと音量とパン振りミスってる時に気付きやすい

 

心理的な問題だけど、「憧れてる作曲家に聞かせてる」と思ってミックス確認すると、言い訳したくなる部分が出てくるからそこが直さなきゃいけない部分

まぁいいかって思っちゃってる部分が意外と多いって話

 

終わり。