おみーずくらふと

好きな時に好きなものの話

遊戯王 プランキッズのデッキを作った話

 久々にブログで遊戯王の話です。

 身内でふわっと遊んでるだけなので大会構築とかの話はありません。

 確率の話が好きなだけの書きなぐり記事です。

 

・とりあえず作った構築

 

【なぜ作ったか】

①先行、後攻に関わらず対話できるデッキだから

 ここでいう「対話」を言語化すると「勝ち負けを左右するやりとり」という意味かなと思います。読みあいとかそういうのも含めて。

 

 自分は最近マスターデュエルだと「アダマシア春化精」という人の心が無いデッキを使っているのですが、これは最終盤面4ウーサ、ナチュルビースト、ナチュルパルキオン、結界像などで固めて完封を目指すデッキです。

 これは逆に対話拒否デッキと自分は勝手に呼んでいて、勝つには一番楽なのですが友人戦でこれをやるのは何もおもんないという大前提があります。よって恐らく実際には作りません。ソリティアはめちゃくちゃ面白いのですが一人用ゲームです。

(ただゲームな以上勝ち負けを少し拘ろうとした時点である程度このような現象は発生してしまいますが)

 

 誘発ありとなしの両方のデッキを用意して身内戦は行っているのですが、誘発ありバトルというのはある程度最終盤面が対話拒否型になりやすく、こうなると先攻後攻の時点である程度ゲームが決まってしまうことも珍しくありません。

 

 それを解決するための方針はいくつかあって、そのうちの一つが「手札誘発をたくさん積んで先行後攻に関わらず対話バトルに持ち込む」というのがあります。

 

 これを達成するためには最低でも手札に誘発が2枚は欲しく、これを8割達成できる確率のデッキ比率が19/40枚となります。

 ただこの場合、デッキは残り21枚しかスロットがありません。次の理由に続きます。

 

②デッキを誘発と初動で固められるから

 

 初動を引ける確率を高めつつ、相手の手札誘発を乗り越えられる貫通札を用意しつつ……と考えていくとこれでデッキ40枚全てが埋まってしまいます。

 

 ですがそれは逆に、「初動」「貫通札」「誘発」のみで構築できれば何の問題も無いということにもなり、これがお手軽に達成できるテーマが「イビルツイン」「プランキッズ」「@イグニスター」「オルフェゴール」とかになるのかなと思うのですが(適当言ってる)、その中でも初動の多さ、ノイズの少なさなどでプランキッズは前から注目していました。

 そういう意味でイビルツインもかなり好きで、初動12枚+貫通札+誘発で固めた型をマスターデュエルでよく使っています。

 

 プランキッズは「プランキッズ・ミュー」が制限カードなことだけが残念すぎて作ることなく今まで過ごしていましたが、ここでミューが準制限として帰ってきたので作る決心をしました。

 

【回した後の感想も踏まえた構築方針】

・比率について

 理想は「初動1枚、貫通1枚、誘発3枚」と考えています。

 しかし初動の1枚目はかなり重要ため確率を高くしたいことや、誘発3枚を50%の確率で引くにはデッキに20枚必要だったりするなど最大値と最低値のバランスが難しいです。

 また貫通の1枚は引けずとも何とかなる可能性があるので優先度は落ちます。

 

 この日は初動を4枚引いて負けた回があったのですが、これは例えば初動なしで誘発を5枚引いた時より弱いなと感じました。

 かといって初動を例えば2ターン目までに引けなかった場合はほぼ詰みでもあります。

 優先度をまとめると

 初動1 貫通1 誘発3

 初動1 誘発4

 初動1 貫通2 誘発2

 初動2 貫通1 誘発2

 初動2 誘発3

 初動0 誘発5

 初動0 貫通1 誘発4

 初動3以降~ 厳しめ

 

 先行と後攻で差は当然ありますが、概ねこのような方針になると考えます。

 初動0は6枚目で初動を引く前提の確率です。

 

 まとめると

・初動は1枚、多くても2枚まで。

・誘発は最低2枚、できれば3枚。

・貫通は0~1枚程度。2枚はしんどいか。

 

 これらの確率計算をするために「デッキ 確率 計算」とかで一番上に出てくるサイトをよく使っていたのですが、もっとリアルタイムで計算したかったため自分で作成することにしました。

 

 

 Bingくん有能だった

 

 

 というわけで数値を入力していきたいと思います。

 デッキは40枚で計算しています。

 

・初動15枚

 1枚 92%

 2枚 63%

 3枚 26%

 

・初動14枚

 1枚 90%

 2枚 58%

 3枚 22%

 

・初動13枚

 1枚 88%

 2枚 53%

 3枚 18%

 

 初動を1枚減らすと1枚引きの確率が2%ずつ落ちていき、3枚引く確率が4%ずつ落ちていきます。

 12枚にすると落ち方が悪くなるので個人的には無しでした。

 初動13~14あたりで調整するのが良さそうですね。

 ここでは13枚としました。

 

・誘発20枚

 2枚 82%

 3枚 50%

 初動を13枚とするとこのデッキでは必然的に誘発が20枚となります。そして3枚引ける確率を50%まで上げることができます。上記で話した通りです。

 2回に1回、誘発が3枚引けるというのは大きいですね。

 

【その他考える余地のありそうなこと】

・デッキ枚数をさらに増やす

 ノイズを引く確率が落ちます。

 増G、うらら、抹殺の指名者などの強いカードが引きにくくなるのがデメリットです。

 

【まとめ】

 

 今回はこのような形になりました。

 

 また回してみて考えてみたいと終わります。

 

 おわり!